スノーリゾートでインセンティブ旅行はいかが?
Meeting(会議・研修)、Incentive(招待旅行、travel, tour)、Conference(国際会議・学術会議)またはConvention、Exhibition(展示会)の頭文字を組み合わせてMICEというそうです。
日本では「研修旅行」という言い方のほうがしっくり来ますが、外国ではその言い方では堅いかもしれませんね。
例えばベトナムは、意外とIncentive tourが盛んです。「アジア太平洋」の真ん中に位置しており、旅行気分の高まる場所で、かつ安い。
従業員からしても海外のビーチリゾートまで連れて行ってくれればインセンティブも湧こうというものですし、会社からしても、日本やシンガポールやオーストラリアの会社なら、国内旅行よりも安上がりでしょうから。
この写真は筆者が撮影したもので、ベトナムのブンタウでどこかの多国籍企業(たぶんシンガポール)がリゾートホテルのプライベートビーチで、おそろいのTシャツを着てチームビルディングゲームをやっていました。盛り上げ役の司会者も手慣れたものでした。
リゾートといえばビーチもよいのですが、もう一つはスノーリゾート。
アジア太平洋地域にビーチはいくらでもありますが、スノーリゾートは多くありません。多くないというか日本(と韓国に少々)にしかない。
その希少性と非日常感からすると、「インセンティブ」という当初目的のためにはそうとうな効果のあるイベントになると思います。やる気も掻き立てられるというものでしょう。
こういうことをしようと思うと、いろいろなファシリティを現地側で整えて貰う必要があります。
例えば、上の写真のビーチリゾートでいうと、おそろいのシャツや看板やゲームの備品がいりますし、大音響の屋外用スピーカーも用意してたし、司会者もおそらくベトナム人だと思います。
日本で(北海道で)こういうものが手配できるのかというと、できるでしょうね。もちろん。
でもそれが、シンガポール企業の総務やベトナム企業の人事の担当者がアプローチできるかというと、また別の問題であるように思います。
下記リンクは国土交通省北海道局のMICEの基礎調査結果になります。(PDF)
これなどを見ると、皆さん動き出しているようですね。がんばっていただきたいなと思います。
北海道におけるインセンティブ及びミーティングの開催促進のための基礎調査【平成27年3月】
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