2017年1-2月カンボジア・タイ旅行5 チョンチョム・オズマック国境

02/02/20172017年1-2月カンボジア・タイ旅行,Travel,アジア,オズマック,カンボジア

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2017年2月2日(水)

国境内にカジノ

カンボジアの国境の町オズマック。今日はここで一泊。
スリンバスターミナルから来た。タイ側のチョンチョムで泊まって翌朝国境を越えるつもりだったけど、うとうと寝てたらバスが国境まで行ってしまった。
こんな夕暮時に国境を超えたくないのだけど、押し出されるようにカンボジア入り。

タイのイミグレとカンボジアのイミグレの間で撮った写真

しかしひどいところだねここは。
タイを出たらいきなりカジノがあって、いや入国スタンプどーすんだと思ったら、国境の中にカジノがある。入ってみると結構繁盛している。泊まれるのかと聞いたら泊まれないという。国境の中間地帯で一泊できたら、それはそれで貴重な経験なのだけど。

こんなに「異世界への門をくぐった」感じのする国境は初めて。

暮れなずむオスマック。いきなり殺伐としている。
シェムリアップ? とか客引きが来るが、ここで泊まりたい。オズマックタウンって言ったら、ここだって言われる。そして相手にしてくれない。でもここだと言われても、町がない。
ミニバスを見つけて乗り込もうとしたら、タクシーじゃねえよって言われる。運転手の兄ちゃんがバイタクを呼びてめてくれて、一緒にゲストハウス探し。閉まりかけのところになんとか転がり込んだ。

イージーモードのタイからハードモードのカンボジア辺境に、心の切り替えができていません。

でも! カンボジアはビールが安い。タイのビールの高さに辟易としていた。これはこれでいいか。これからビール探しという今日一番の大仕事である。

辺境の青年は夢を見る(でも国境の向こうに行けないものなのか?)

たぶんこの街一番の店でけっこう高級車が停まっていた。

カンボジアの辺境オズマック。
レストランでビールを飲んでいたら店の若い兄ちゃんに話しかけられた。この店では、おお外人が来た、日本人らしい、ベトナムに住んでるらしい、英語だぞおい英語、って話題になってたから。

彼いわく、ベトナムの国境近くの街の出身で、なんでかしらんがここに来て、ここから出たくて仕方がないらしい。英語、タイ語、中国語を勉強したが、ここにいても仕方がない、と。

この国境はずいぶん開けてきたみたいだけど外国人には情報がないから私も難儀した。英語でtwitterやったら? と助言したけど、納得していない様子。プノンペンに行ったらどうこうとか言ってる。

日本で地方活性とか言われても同じ問答になる気がする。
がんばれ、とも言わない。

おまけ

国境情報を探してきた人のために、オズマックのバスの会社の看板の写真を載せておきます。
だいたい朝出るみたいです。これ以上のことは電話をかけて聞いてください。

この会社の名前で検索してみても発見できなかった。

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