ベトナムで「北海道とは」と検索してみました
中国や韓国からの観光客の増えた北海道。色々なイメージを北海道に持っているみたいですね。
最近日本全体に対するインバウンド観光客の増えたベトナム人。では彼らは北海道に対してどんな印象を持っているのでしょうか?
そこで、ベトナム語版グーグルで「北海道とは」と検索してみます。
グーグルの検索の技で「とは検索」というものがあります。ある用語の一般的な定義を検索するためのものです。 「北海道とは」ということになりますし、英語だったら"what is Hokkaido"ですね。
ベトナム語では “Hokkaido la gi" となります。la giというのが、ベトナム語の"what is"に当たる言葉なのですね。
ここで、hokkaido la gi と検索してみます。
1位はベトナム語版のWikipediaの記事。これはなんとなく納得ですね。
2位以下を見ていきます。 なぜかやけにMilkという単語が目につきます。
もしベトナム語が読める人ならば、trà sữaという単語も分かるかもしれません。これはミルクティーという意味です。
実はベトナム人は冷たいミルクティーが大好きです。ベトナムというとコーヒーというイメージがありますが、コーヒーも好きなのですが、若い人を中心にミルクティーにも人気があります。
日本でイメージするミルクティーというよりも、いかにもスターバックスとかで出てきそうな感じですが、それだけに最近の若い人に人気があります。
Vinamilkという食品会社が2015年のベトナム国内のブランド1位になっているなど、意外と牛乳が身近なベトナム。 若い人向きにおしゃれで高級なミルクティーというブランドイメージをもたせるときに、北海道というのは隠れたブランドになっているのかもしれません。
日本旅行をするベトナム人が増えたとはいえ、まだまだ団体旅行での東京や京都が多いですが、LCCも増えたことですし、いずれ北海道にも訪れるようになるでしょう。
そのとき、ミルク関係のものは彼らを魅了するコンテンツになるかもしれないですね。
イギリスを旅行した人が、スコットランドに行ってスコッチの醸造所を訪れたようなプレミア感に近いでしょうか。