卸売サイトでみる日本ブランドのききそうな分野1「玩具」編

07/03/2018

日本ブランドはどれぐらいブランドなのか?

日本製といってブランド価値がでるのはどんな分野でしょうか。
ベトナムの卸売サイトで調べてみました。

こちらはベトナムでの大手のオンライン卸売マーケットになります。このサイトの名前になっているthị trường sỉとは、そのまま「卸売市場」という意味になります。
このサイトのカテゴリごとに、商品名に「日本」を含むものを数えてみたのが下記になります。

1位 食品
2位 健康美容、ホーム・生活用品・雑貨
3位 ベビー・新生児
4位 家具・家電

なんとなく納得の行くジャンルではあります。家具・家電が未だに高い割合を保っているのは面目を保ったというところでしょうか。(なお、農業と車・バイクはサンプル数が少ないので除外しました。)

しかしこれでは、多いのか少ないのかは分かりません。そこで、ベトナムで体感的によく見かける韓国製と比較してみます。

これを見ると、ちょっと残念な数字になります。商品名に日本や韓国といった文字を入れるのは、そのほうがブランド価値が上がるから入れるのでしょうけど、全商品では韓国は日本の7倍。食品も健康・美容も韓国勢に蹴散らされています。

ベビー・新生児の分析

対韓国で比較的善戦しているベビー・新生児をもうちょっと詳しく見てみます。
ベトナムは若年人口が大きく、教育熱心でもあります。所得の向上に伴って子供に良いものをもたせたいというニーズも増えるでしょう。先行きの期待できるマーケットです。

残念ながら「日本」が含まれるものの絞込ができなかったので、各サブカテゴリごとの出品点数を載せておきます。
これを見る限り、分類も傾向も日本と同じようなものではないかと思います。
それではつまらないので、さらにこの中の「おもちゃ」について、もう1階層下ってみます。

サブカテゴリはこの4つ。なかなか独特なサブカテゴリではないかと思います。知育玩具が飛び抜けているのはさすが教育熱心な国だと思ったのですが、こちらのリンクで実際にこの243点を見てみると、知育と言えるほど大したものは少ないようです。おそらくは「知的発達玩具」にしてしまったほうがウケが良さそうだから、という理由でここに入れたのではないでしょうか。
そもそも、おもちゃ2900点のうち337点しか下位カテゴリに入れていないわけで、残り2500点は「その他」ということになるのでしょう。

ベトナムのおもちゃ市場は混沌としており、人気やあこがれといえるのは「知的発達玩具」「ラジコン」「コスプレ」「人形」だけれども、あまり供給されていないというあたりでしょうか。たしかに日本の得意そうな分野ではあります。

他の分野も分析してみようと思ったのですが、ここまでで結構長くなったので、何回かに分けます。次回はいかにもベトナムで売れそうだけどなんでもありのバーリ・トゥードになっていそうな健康美容分野を見ていこうと思います。

ランキングに参加中です。ポチッと応援よろしくお願いします!!